楽しかった韓国旅行も最終日。
ホテルチェックアウトして散歩しながら向かった先を紹介します。
広蔵市場(クァンジャンシジャン)
広蔵市場(クァンジャンシジャン)とは?
広蔵市場の歴史:韓国初の近代市場
広蔵市場(クァンジャンシジャン)は、韓国最初の近代的な市場として1905年に設立され、100年以上の歴史を持つ伝統的な市場です。ソウル市鍾路区に位置し、その長い歴史の中で地元住民の暮らしを支える重要な役割を果たしてきました。かつては、日本の植民地時代から韓国の商業の中心地として発展を遂げ、時代を超えて愛される場所となっています。 市場内では、伝統的な衣類や工芸品、食品などの様々な品物がそろうだけでなく、地元グルメを楽しむことができるため、現在では観光地としても知られるようになりました。
アクセスと便利な行き方ガイド
広蔵市場へのアクセスは非常に簡単です。最も便利なのは、地下鉄1号線「鍾路5街駅」の8番出口から徒歩約1分で到着するルートです。また、乙支路4街駅の4番出口からも近く、地下街の9番出口からは市場に直結しています。そのため、都市観光のついでに気軽に立ち寄ることができます。 広蔵市場周辺は交通の便が良く、主要な観光スポットへのアクセスも充実しています。公共交通機関を利用してアクセスすると、移動時間を短縮しながら訪れることが可能です。
市場ならではの活気と雰囲気を楽しむ方法
広蔵市場を訪れる魅力の一つは、市場ならではの活気に満ちた雰囲気を肌で感じられることです。5,000店舗以上の店が並ぶ広大なスペースの中、屋台の活気ある掛け声や香ばしい料理の匂いに引き込まれる体験は、ここでしか味わえません。また、屋台通りでは地元の人々と観光客が所狭しと集まり、賑やかな現地の生活を直接楽しむことができます。 さらに、市場では試食や地元の商人との軽い交流も可能です。これらの体験を通じて伝統的な韓国文化を深く知ることができるでしょう。
広蔵市場が観光客に人気の理由
広蔵市場が観光客に人気である理由は、その多様性と文化的な深さにあります。緑豆チヂミや麻薬キンパ、ユッケナクチタンタンイといったバラエティ豊かな屋台グルメが楽しめる点は特に評価されています。また、価格が手頃である点も観光客にとって魅力的なポイントです。 さらに、広蔵市場は韓国ドラマやテレビ番組で頻繁に取り上げられているため、韓国文化に興味を持つ観光客が訪れるきっかけにもなっています。市場内には観光案内ガイドもおり、初めて訪れる方でも安心して散策できる点が一層人気を集めている理由の一つです。
ユッケ専門店のプチョンユッケ。
こちらは数年連続でミシュランに選ばれているほど!いつも人で賑わい、Googleでも高評価が高いお店です。
いつもわ行列必須の店も本日は珍しく空いていて、すぐに入れそうでした。
日本語表記もあるので、ハングルがわからなくても注文もしやすく、一部表記がないところは店員の方を呼べば大丈夫とのこと。
入店するとまずアツアツの牛肉と大根のスープが運ばれてくるので、ユッケを食べる前にお腹を温めることができるそうです。
ただ、今回は時間の兼ね合いで見送り。
次時きた時にはぜひ行ってみたいお店です。
「故郷カルグクス」
「故郷カルグクス」(コヒャンカルグスク)は、この市場を訪れる観光客や地元住民に欠かせないグルメスポットです。市場内の「うまいもん通り」に店舗を構える故郷カルグクスは、昔ながらの製法で作られた手打ち麺を提供しており、その素朴で温かみのある味わいが多くの人を魅了しています。
Netflixで紹介され話題に!
「故郷カルグクス」は、Netflixの人気番組「ストリートグルメを求めて」で取り上げられたことで世界的に注目を集める存在となりました。この番組を通じて、現地の人々から愛されるその伝統の味や庶民的な雰囲気が紹介され、多くの観光客が足を運ぶようになりました。取り上げられた手打ち麺の繊細な食感と濃厚なスープの絶妙な組み合わせは、番組で見た人々に「コヒャンカルグスクを食べてみたい」と思わせる魅力があります。
営業時間は朝8時半から夜10時までですが、開店時間が日によって異なるため、7時から11時の間に訪れるのが良いでしょう。定休日は毎週月曜日と第4日曜日なので、訪れる際には事前に確認しておくことをおすすめします。
手打ち麺へのこだわり
「故郷カルグクス」では、昔ながらの手作りの技術により、丁寧に手打ちされた麺を提供しています。麺の太さは一本一本微妙に異なり、その不揃いさがかえって手作りならではの温かみを感じさせます。また、スープはさっぱりとしていながら胡椒の風味がアクセントとなっており、モチモチとした食感の麺と相性抜群です。このような一杯一杯を大切に作り上げる姿勢が、「コヒャンカルグスク」を特別な存在にしているのです。 おすすめのメニューや価格情報
メニューの中で特に人気があるのが、「ソンカルグクス(手打ち麺)」です。価格は6,000ウォンと非常にリーズナブルで、広蔵市場を訪れる観光客や地元の人々に愛されています。また、小ぶりな餃子が入った「マンドゥカルグクス」もおすすめで、価格は7,000ウォン。その他にも、餅スープの「トック」やにゅうめんも提供されています。これらの料理はどれも手作りの温もりが感じられ、コストパフォーマンスが抜群です。
歩いているだけでも、楽しい活気あふれる市場。
たくさん気になるものの誘惑を避けるのが大変でしたが、やっとお目当てのお店に到着。
チャッサルクァベギ(ねじりドーナツ)
オープン15ふん前くらいに到着しましたが、さすが人気店。
お店の前には人が並んでました。
「チャッサルクァベギ(찹쌀꽈배기)」
もち米を使用したねじり揚げパンのことを指します。その特徴となるのは、もち米ならではのもっちり感と独特の香ばしさです。お店ごとにアレンジが加えられることが多いですが、広蔵市場の老舗店「広蔵市場チャッサルクァベギ」では、しっかりと伝統の風味を守りながら、砂糖やシナモンを絶妙なバランスで振りかけた仕上がりが人気の秘訣です。プレーンなものだけでなく、さつまいもや黒米を使用したヘルシーなバリエーションも展開しています。
15分程度で並んで購入することができました。
今回3つ購入したため定番のカップ提供ではなく袋に入れてもらいました。
プレーン
あんドーナツ
今回は購入しませんでしたが、もう1種類「黒米」があります。
感想
揚げたてっていうこともありますが、もち米粉を使用しているため、外はかりっと中はもちもちとした食感が楽しめて、思ったよりも甘くなく食べやすいです。
とにかく、お値段もリーズナブル。
2個ぐらいぺろっと食べられてしまいます。
「出来立てを」という気持ちなのか?
お店の周りで皆さん食べてましたよ。
私のお気に入りは「さつまいもあん」でした。
ちょっと並んでてびっくりしますが、回転が速いので意外と順番も早く回ってきます。
私はホテルから直接歩いて行ったので、市場を突っ切りながら辿り着きましたが、地下鉄駅上がるとすぐお店が目の前です。
情報
情報 | 広蔵市場 |
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住所 |
88 Changgyeonggung-ro, Jongno District, Seoul, 韓国
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連絡先 | +82 2-2267-0291 |
営業時間 | 9:00〜22:30 |
定休日 | それぞれの店舗による |
情報サイト | |